みなさま、こんにちは。さくさくぱんだと申します。
20歳を超えたあたりから、時の流れの早さをひしひしと感じています。
高校生くらいまでは特に何も思わなかったのですが、大学に入り、20歳を迎え、就活の洗礼を受け、何とか社会人となり…いつの間にか数年経ってしまっていました。
余談ですが、年を取れば取るほど時間が経つのが早いと感じる現象は心理学的に説明されています。
「ジャネーの法則」と呼ばれるもので、簡単に言うと「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)」という法則です。
仕方のないことではありますが、これから先どんどん時間の流れの早さを感じるとなると、より有意義に時間を使うことも検討する必要がありそうです。
では社会人として、有意義に時間を使うためにはどうすれば良いでしょうか。
仕事内外問わず勉強し自己研鑽する、自分を見つめ直す機会を作る、新しいことにチャレンジする…等、様々な方法があるかと思います。
その中でも今回は、新しいことにチャレンジするという視点から、「人事異動」に着目してお話ししていきます。
人事異動とは?
人事異動とは、「組織の中で職員の配置・地位や勤務状態を変えること」を指します。
※引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E7%95%B0%E5%8B%95
※「ジョブローテーション」とは若干意味が異なるようですが、そこまで言及すると収拾がつかなくなりそうなので、今回はほぼ同じものとみなしてお話ししています。
企業により定義は異なりますが、転勤・昇格/降格・役職任命・出向のほか、採用や解雇までを含めて「人事異動」と総称されることが多いです。
どの企業でも、何かしらの人事異動を行っているのではないかと思います。
では、一般的にはどのような目的で人事異動を行うのでしょうか。
人事異動の目的/メリット(一例)
■人材育成/社員の能力向上
- 幅広い業務を経験することで、業務への理解が深まる
- 業務への適性が分かり、適材適所の人員配置ができる
- ジェネラリストを育成できる
■組織開発
- (上記の人材育成の結果として)企業にさらなる利益をもたらす
- 経営戦略に合わせて、人的資源を有効に活用する
■社員のモチベーション管理
- 同じ部署/役職のままでは、社員が成長を感じにくくなるため異なる部署/役職を与えることでモチベーションの向上を目指す
こうしてみると、人事異動は良いことずくめのように思いますが、もちろんデメリットも存在します。
人事異動のデメリット(一例)
■社員のパフォーマンス低下
- 異動後は、また一から業務を覚えることになる
- 適材適所の人員配置でなかった場合、社員が結果を出せないこともある
■社員の離職
- 人事異動に対して、社員が不満を持った場合、離職してしまう可能性がある
■コストがかかる
- 上記の通り社員が離職してしまった場合、新たに採用・教育コストがかかる
- 業務により教育担当の配置が必要なため、人的・時間的な教育コストがかかる
- 転勤の場合は、転居費用や家賃手当等の費用がかかる場合がある
まとめ
今回のブログでは、人事異動について述べてきました。
人事異動含め、何事にもメリット・デメリットは存在します。
ただ、すべての企業・社員にとって人事異動が最適解とはならないかと思いますが、うまく活用して、企業・社員ともにさらなる成長を目指していけると良いですよね。
最後に、人事異動そのものを取り扱っているわけではないですが、弊社にもいくつか人事関連の研修がございます!
ご興味がありましたら、下記URLをご参照いただけますと幸いです。
https://education.kenschool.jp/?s=%E4%BA%BA%E4%BA%8B
また、HPに記載のない内容でも、ご対応可能な場合があります。
まずはお問合せフォームからお気軽にご連絡くださいませ!
https://education.kenschool.jp/contact/input/