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中堅社員の離職が止まらない?その原因と対策とは

さくさくぱんだ

みなさま、こんにちは。さくさくぱんだと申します。

秋が一瞬で過ぎ、寒さが身に染みる季節となりましたね。
なかなか布団から出られず、在宅の日にはぎりぎりまでゴロゴロしてしまいがちな方も多いのではないでしょうか。私もそのひとりです。

コロナによる弊害は計り知れないですが、唯一、在宅勤務が一般化してきた点だけは不幸中の幸いかもしれません。

コロナといえば、以前のブログで「コロナ禍で経験者採用のニーズが増えつつある」といった内容を取り扱いました。

https://education.kenschool.jp/blog/20210914/6472/

そもそもの話ですが、コロナ禍とはいえ経験者採用のニーズが増えている一因には、3~7年目の中堅社員の離職もあるようです。そこで今回は、中堅社員の離職の原因と対策について触れていきたいと思います。

中堅社員の離職理由①:自身のキャリアへの不安

中堅社員ともなると、仕事にもずいぶん慣れ、後輩指導もよく行う時期です。

後輩が順調に成長していく姿を見られるのは喜ばしいことですが、一方で「私はあれから成長できたのだろうか…」と内省する機会も増えるかと思います。

ある程度、自社内のことも把握できているため、「この会社では何ができるか・何ができないか」といった点もだいぶ分かってくる時期でしょう。

そういった要素が絡み合い、「自分はこのままで良いのか」「転職することで、もっとキャリアを広げることができるのではないか」等と考え始めてしまうのです。

中堅社員の離職理由②:自身の評価・待遇への不満

日本の企業は、年功序列の風土が根強いかと思います。

成果主義を掲げている企業であっても、蓋を開けてみると、結局は年功序列の評価制度だったということもよくあるのではないでしょうか。特に中小企業だと、何かしらの役職に就かないと昇給しない、というところも多いようです。

年功序列も一概に悪いとは言えませんが、中堅社員となり仕事の幅が広がってくると、「こんなに頑張っているのに、給料が上がらない…」といった不満が出てきがちです。

評価制度が明確であれば、年功序列でも納得感があります。しかし、そうでない場合には不満が溜まり、「もっと自分を適切に評価してくれる企業に転職したい」という結論に陥ってしまうことは容易に想像できます。

中堅社員の離職理由③:人間関係への不満

1日の労働時間を8時間と仮定すると、社会人は1日の1/3の時間を、会社の人たちと過ごすこととなります。一人暮らしだったり、実家暮らしでも会社までの通勤時間が長かったりする方だと、家族よりも会社の人と過ごす時間の方が長い場合もあるのではないでしょうか。

そのような長い時間をともに過ごす人との関係が芳しくない場合、職場はとても居心地の悪い空間となってしまいます。

「仕事での関わりだけだから」と割り切ることも必要ですが、人間なのでそう上手くいかないこともあるでしょう。そして、人間関係の悩みを解消するとなった場合、一番手っ取り早いのが転職することなのです。

組織分析を活用し、離職防止を図る

では、中堅社員の離職を未然に防ぐにはどうしたら良いでしょうか。

まずは、離職のきっかけとなる課題を知る必要があります。

今回は、離職理由として「自身のキャリアへの不安」「自身の評価・待遇への不満」「人間関係への不満」の3つを挙げましたが、これら以外の別の理由で辞めてしまう方も多くいらっしゃるかと思います。

社員の方が離職を考えてしまう要因・課題を見つけることが第一です。

課題を探す方法として、1on1ミーティングを設けたり、匿名のアンケートを作成したり、やり方は様々あるかと思いますが、今回は「EQ組織風土診断」をご紹介したいと思います。

 

■【EQ】職場課題を解決する 組織風土診断

https://education.kenschool.jp/training/assessment/organizational-climate-diagnosis/

こちらの診断では、EQ(感情知能指数)をもとに作成されたアセスメントを社員の方に受検いただきます。そしてコンサルタントがその結果を分析し、組織の課題を明確にすることが可能となります。ご興味がありましたら、ぜひご検討いただけますと幸いです。

上記以外にも、弊社では様々な研修を取り揃えております。
よろしければ下記フォームより、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

■お問い合わせフォーム
https://education.kenschool.jp/contact/input/