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ひとりひとりに求められる、リーダーシップとは?

シュガー

突然ですが「リーダーシップ」と聞いた時、あなたはどんな言葉を思い浮かべますか?

リーダーという単語から、役職者や資質のある人が「チームを先頭で引っ張る」「指揮を執る」といったイメージを思い浮かべる人も多いかもしれません。

しかし近年リーダーシップについての考え方はアップデートされており、メンバー全員に必要なスキルとして注目されているのです。

さて、今回は、そのリーダーシップについてご紹介してみたいと思います。

リーダーシップの意味とは?

リーダーシップとは、「組織の中で目標を定め、チームを作り(もしくは維持し)成果を出す力」を指します。

従来、リーダーシップとは、先天的な才能や資質をもつ人が発揮するものとして認識されがちでしたが、近年では、後天的に身に着けられるもの、もしくは発揮できるというものという考え方が主流となってきました。つまり、どのようなタイプの人でも、リーダーシップを発揮できる可能性があるということになります!

また、リーダーシップは、組織にいるメンバー全員が持つことで、より効果が発揮されるとされています。

なぜなら、メンバー全員がその力を持ち、それぞれの持ち場でアイディアやスキルを活かすことで、組織が活性化され、ゆくゆくはチームの目標達成に繋がるからです。

とある1つの目標に対して、同じ目標に向かって行動する人数が多ければ多いほど、より早く目標達成に近づくことができるので、全員が持った方がよいとされているのですね。

上記の観点から、リーダーシップは、必ずしも上司や管理職…といった限られた人たちだけではなく、チームに所属しているメンバーひとりひとりに求められる力と言えます。

リーダーシップを発揮するために必要なことは?

リーダーシップを発揮するための要素は数多くありますが、今回は、以下の4つに絞ってご紹介していきます。

①目標設定能力

リーダーシップには、目標を設定することが求められます。
ただ目標を設定するだけではなく、実現可能な目標を設定することが重要ですから、最終ゴールを達成するための中間目標である「KPI」を設定するとよいでしょう。
KPIを設定することで、どこに注力すればいいのかを、把握しやすくなります。

また、最終ゴール(大きな目標)を達成するには、日々、自分に小さな目標を課し、それを達成しているという確かな自信を身にまとうことも必要です。それが顔や声を通してチームのメンバーに伝わることで、他のメンバーの目標達成に良い影響を与えることもあります。

②学習能力

冒頭で、リーダーシップは、後天的に身に着けられるものだというお話をしました。
スキルを身に着け・活用するためには、知識を得てその理解を深めることが重要です。
例えば、以下のような書籍を読んでみることがおすすめです。
ここでは紹介しきれなかった、より本格的な内容が載っており、リーダーとしての心得や必要なスキルを学ぶことができます。自己啓発として読んでみるのも良さそうですね。

スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣』

成功者の原則を観察し、実践的・現実的に成功する方法や人格を磨く方法について分かりやすく紹介されています。

参考リンク:10分で読める要約『完訳 7つの習慣~人格主義の回復~』

デール・カーネギー『人を動かす』

歴史上のリーダーたちの逸話を紹介しながら、人間の本質やリーダーシップをとるうえでの重要な視点が載っています。タイトルの通り、人の心や行動を動かすにあたっての意識するべき要素が分かりやすく解説されています。

参考リンク:カーネギーの「人を動かす」三原則は、なぜビジネスパーソン必修なのか

③コミュニケーション能力

仕事は、自分一人で完結するものは少なく、自分以外の人と関わりがあるものがほとんどです。相手との信頼関係を築きながら、自分以外の人を動かすためのコミュニケーション能力も必要となります。例えば、以下のようなことを取り組んでみるとよいかもしれません。

“出会いの一言”に、新しさをこめる

信頼関係の構築は、日頃の一言で相手との関係をつくります。出会い頭の一言で人との関係がつくられるので意識して行なってみましょう。

例)相手の変化に気付く「髪の毛、切ったんだね」
相手の行動に注目している「先週、新しい仕事をとったんだってね」

“あいづち”を意識して磨く

あいづち一つで、たくさん話してみたい気持ちにもなり、はたまた話す気を無くしてしまうことも‥。声のトーンや大きさ、タイミング、顔の表情を意識してあいづちを磨いていきましょう。

“相手のタイプ”を見極める/おたがいの違いを受け入れる

人は“それぞれ違う”という前提を忘れずに、相手を理解し、個別対応で接し方を変えてみましょう。また、お互いの違いを受け入れることで、物事の新たな気づき・洞察が生まれることもあります。

④交渉力

交渉力とは、自分と相手の利害を調整し、「お互いが納得できるゴール」を目指し、合意を得るまで話し合う力です。

双方の意向が一致していれば特に問題なく手続きや取引を進められますが、時には求める要求や優先順位が食い違ってしまう場合も出てくると思います。そのような時に、関係を悪化することなく、お互いの着地点を見つける交渉力が重宝されます。

交渉力を身につけるには、かなりの修練が必要とされており‥ お互いの意思決定を、合意できるまでコミュニケーションを取ることは、中々すぐには難しいかと思います。

例えば、参考までに以下の事柄を意識しつつ、交渉力が高い人の真似から始めてみてはいかがでしょうか。

自分だけの都合を押し付けない

交渉の最大の目的は、共に歩み寄って、双方の利益の最大化を実現すること。

自分だけの都合を押しつけているだけでは中々進展は見込めません。相手にとっての都合やメリットをきちんと理解しながら、納得のいく交渉へと繋げる意識をしてみましょう。

相手視点に立って場を客観的に分析できる

交渉で重要なのは、お互いの利害を調整すること。相手側にも、こちらの要求に従えない事情があるかと思います。こちらの要望・主張と同様に、相手の要望・主張を汲み取る事も重要です。双方の要望・主張を客観的に把握し、フラットな視点から妥協点を探りましょう。

リーダーシップ能力UPのために行なうこと

リーダーシップ能力を発揮する要素について簡単にご紹介してきましたが、こちらではリーダーシップ能力を高めるための方法についてお伝えしていきます。

全員によるリーダーシップを認知・浸透させる

組織は個人の集まりのため、それぞれのリーダーシップの考えに違いがあると、チームとして最大限の力を発揮できなくなる可能性があります。そのため組織にいるメンバー全員に「リーダーシップの定義と必要要素」を浸透させることが大切です。そのためには、組織の目標や行動指針にリーダーシップを盛り込み、認知・浸透を図る方法がよいかと思います。

リーダーシップ開発を、早め早めのうちに着手する

組織の中で役職のポジションにたどり着く前の従業員に対して、出来るだけ早い段階から社内もしくは社外の研修等を行ない能力開発に着手するとよいかと思います。

業務を通して実践的な経験値を積んだり、自己啓発としてビジネス書を読んで学んだりすることだけでなく、講義やグループワークなどの機会を設けて、実践で感じた問題点やリーダーシップに関する判断力を学ぶというのも重要です。

実践と論理的思考の両方のスキルを学ぶことで、リーダーシップ能力のUPが期待できます。

まとめ

今回は、リーダーシップとは何かについてお伝えしてきました。
組織の活性化をするために、リーダーシップは一人一人が持っているべき大切な要素だということが分かりましたね。

まずは、リーダーシップについて知り、理解を深めるところから始めてみて、そこが出来たら今度は学んだことを意識して実践・実践し続けて習慣化をする‥
というところまでステップを進めてみましょう。

ひとりで取り組むことが難しい場合には、周囲の力を借りたり、上手に発揮できる人の真似をしたりしながら、徐々に自分らしいリーダーシップを取れるようにしていきたいものですね。

引用元資料、参考文献

鈴木義幸『新 コーチングが人を活かす』

リーダーシップとは?ドラッカーの定義から学ぶ「能力のある人の特徴」
リーダーシップとは?【わかりやすく簡単に】具体例
リーダーシップとは?リーダーに必要な10のスキルと取るべき8つの行動
交渉力とは?交渉力を高めるトレーニング方法と必要性について解説