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海外の教育トレンド

町民

皆様、元気にお過ごしでしょうか??
町民でございます。

私どもシンクスバンクは研修サービスを提供しておる企業ですが、今回は海外の研修に目を向けたテーマにしてみようかと思います。

シンクスバンクではIT、機電、ビジネス等を国内に展開することが多いのですが、そういった専門的な部分以外にどういったトレンドが海外にあるのでしょうか。今回は2つ挙げてみます。

STEM教育

STEMはアメリカで始まった教育モデルとなり、

  • S:Science(科学)
  • T:Technology(技術)
  • E:Engineering(工学)
  • M:Mathematics(数学)

を並べた言葉です。

グローバル社会に対応する競争力の高い人材を育てるシステムとなり、「自ら学び、自ら考え、深める」という基準が根底にあります。

特徴的なのは高校生等、学生になってから始めても遅いと言われており、幼児教育として、幼稚園、小学校から始めないと取得が難しいと言われているシステムです。NASAについてもSTEM教育を発展させるためのプログラムやカリキュラムを実践しているようです。

もちろん日本でも取り入れられているシステムですが、遅れているのが実情で、アメリカでは年間で多額の予算が投入され、STEM教育を中心に化学技術に優れた人材をより多く育成するよう、国家的に戦略が進められているとのことです。

STEM教育にはさらに別の側面があり、STEMに【A】を付けた、STEAM教育も存在します。
AはArtもしくはArtsとなり、化学・技術・工学・数学に芸術や教養を足した教育システムとなります。

ですが、単に絵を描く等のスキルではなく、本質部分の「何を美しいと感じるか?」等の哲学思想をテクノロジーと融合させることにこだわった教育がSTEAM教育です。

日本が遅れてしまっていることは残念ですが、どちらにも共通して言えることは、「自分自身で考え、学び、深める」という部分です。

仮に、成人になってから効果が薄いと言われたとしても、我々はチャレンジすることができます。多くの人が苦労する習慣化にもつながってくるかと思いますが、常日頃から自ら考え、どんな小さいことでも0を1にする行動や意識が我々を成長させるのだと思います。
私も意識し続けたいと思います。

今回は少し日本を飛び越えて外に目を向けてみましたー。
またお会いしましょう!!