はじめに
新型コロナウイルス感染症予防のために、新入社員研修を含めた各種研修をオンライン形式で実施する企業様が増えています。
そこで、今回の記事では、
オンラインで研修をすることになった人向けに、ポイントを3つご紹介します。
後半では、オンライン研修を準備する際に意識したい項目もご紹介しております。
オンライン研修実施のための3つのポイント
今までの、現地で行うオフラインの研修ではなく、オンラインでの実施となった際、下記の3つのポイントを意識してみてください!
「わかりやすく、飽きさせず、より注意深く」
ひとつずつ、詳しく見ていきます!
①わかりやすく
(ここまですると、やりすぎか…)
と感じるレベルまで、わかりやすさを意識してほしいです。
講師がマスクをつけていれば表情も見えず、受講生のPCの画面が小さければボディーランゲージもわかりにくくなってしまいます。
具体的には、
- 補足資料のスライドを準備する
- PowerPointのポインター機能を使用する
- ゆっくり、はっきり話す(抑揚や強弱をつける)
- 大事な個所は繰り返しアナウンスをする
- 休憩時間や問題演習時、時計を映し出す
- いつも以上に表情に気を配る(講師もマスクをつけている場合、目元のみの印象となるため)
②飽きさせない
オンラインでの参加となると、気が緩み、集中力が途切れてしまいがちです。
飽きさせないための工夫が必要になります。
具体的には、
- zoomのブレイクアウト機能でグループワークを含める
- 挙手機能を使ってリアクションを取ってもらう
- 単語など、チャットでも回答できるような問いかけを増やす
③より注意深く
受講生がマスクをつけていれば表情は見えにくいですし、場合によってはカメラがオフの時だってあります。
受講生の様子や理解度を把握するため、より注意深く観察していただければと思います。
具体的には、
- カメラオンの場合は、表情や様子をしっかり見る
- カメラオフの場合は、発言内容や声の様子に注意する
- グループワーク時の積極性を見る
- チャットでの回答を求めた際、発言の有無を見る
- コンテンツやテーマの区切りごとに、質問をしてもらう(もしくは確認テストを実施する)
オンライン研修を準備する際に意識したいポイント
オンライン研修を実施する際のポイントを紹介してきました。
ここからは、オンライン研修を実施する前の、準備の段階に焦点を当てたいと思います!
具体的には、
- タイムスケジュールを分単位で組む
→区切りやテーマごとにタイムスケジュールを分単位で出す。
配信時におけるネット接続の不具合を考慮して、余裕を持ったスケジュールを組む。
時間が足りなくなった場合に備えて、削る内容やワークを決める。
時間が余った場合に備えて、追加する内容やワークを準備する。 - PCのスペックや機材を確認する
→PCのスペックが低いと動作が重くなり固まってしまうこともあるため要注意。
ヘッドホンやイヤホンマイクを用意する。
(講師の声を届けやすく、また、受講生の声も聞こえやすい) - 配信ツールでの画面共有を練習する
→使ったことのないアプリケーションや、使ったことのない機能は、事前に練習し操作に慣れる。
最後に
オンラインで研修をすることになった人向けに、
- オンライン研修実施のための3つのポイント
- オンライン研修を準備する際に意識したいポイント
をご紹介しました。
こちらの記事の内容が、みなさんのお役に立つことができましたら嬉しく思います!