皆様、元気にお過ごしでしょうか??
町民でございます。
今回のテーマは「組織開発」です。
だいぶ大きなテーマかとは思いますが、
人事部的に組織開発といえば、パフォーマンスの向上を目指し、
組織に何かの変化を起こさせるという事になります。
とても抽象的な表現になっている為、
どのように行なうか非常に悩まれている方も多いと思います。
また数々の担当者を悩ませる原因として、
組織開発と人材開発の区別がつきにくいことも挙げられます。
組織開発とは
会社などの組織が、その中で動いている当事者の手によって組織をより良くしていく、
またはそのための支援を行うこと。
人材開発とは
組織で活躍する人材(従業員)のパフォーマンスをより向上させること。
という事で、大きな違いは
人材開発では、対象を従業員などの「人」においており、それに対して組織開発では「人」そのものではなく、人と人の間に生まれる「関係性」や「相互作用」等が対象になります。
では具体的にどのように組織開発を行なっているのか、
行うべきなのかをご紹介してまいります。代表的なステップは以下です。
- 目的の決定
- 目的と現状の差の把握
- 課題の設定
- 試験的に実行
- 効果の検証・フィードバック
- 成功事例を全社的に実施
ここで重要なのは、まずは目的を定めるところにあります。
これはもはや組織開発だけに必要なことではありませんが、自社の課題をどうしたいか、
どのような組織にしたいのか、ここを定めなければ前に進みません。
次にしっかりと課題を把握できているかですね。
実施に組織開発を企画するチームスタッフもある程度は課題を認識しているかもしれませんが、その物差しだけだと若手従業員の視点が抜け落ち、乖離したものになってしまうかもしれません。
やはり精度を高めるには、多少不安な部分もあるかと思いますが、
無記名の従業員意識調査なども有効だと思います。
そうして表面化した課題に対してアプローチするわけですが、
しっかりと効果測定し、成功したパターンがあればそれを他の組織に共有する等、
全社的に活用しましょう。
よく聞く、悩みとして他の部署と関係が良くない、、というのがありますが、
組織開発をきっかけとして深化を図るのもよいアプローチとの声もありますので、
積極的にコミュニケーションをとると良いかと思います。
という事で今回は【組織開発】に関してお伝えさせていただきました。
ご一読、ありがとうございます。
それでは、またお会いしましょう!