母集団とは?
そもそも、「母集団」の意味はなんでしょう…?
weblio辞書では、「統計で、調査や観察の対象とする集団全体。標本を抽出するときのもとの集団。」と定義されています。
引用:https://ejje.weblio.jp/
採用のシーンで言えば、「自社に応募してくれる人の集団」と言い換えられそうです。
母集団形成ができているメリットは?
母集団の形成ができていることにより、採用後のミスマッチを防ぐことができます。
採用したい人物像が描けていて、採用したい人物にアプローチをすれば、候補者をふるいにかけることができます。
(面接を実施するまでにふるいにかけられれば、面接官の人件費も抑えられますしね。)
母集団形成の手法とは?
母集団形成の手法としては下記の方法がよく言われています。
- 求人サイト(求人媒体)
- 人材紹介(エージェント)
- ハローワーク
- 学校訪問
- SNS
- リファラル
母集団形成時の注意点は?
そして、今回の記事のタイトルにもなっている、注意点に関する内容に移ります。
注意点は1つ、企業によって適切な母集団形成があることを意識しましょう。
「○○をすれば良い!」といった、全ての企業に共通している方法はありません。
企業の段階や採用したい人物像などによって、適切な母集団形成の仕方があります。
- 企業規模が、大手 or 中小
- 知名度が、高い or そこまで高くない
- 学生は、文系 or 理系、
- 偏差値は、○以上 or 気にしない
など
知名度の部分で話しを続けていきますね。
知名度のあまり高くない企業が、求人媒体に掲載しているだけでは埋もれてしまいます。
知名度がとても高い企業なら、エージェントよりも求人媒体の方が効率よく人を集めることができます。
(特定の経験や経歴に絞って採用したいという意図があるなら、知名度の高い企業でもエージェントを利用した方が良い場合だってありますよね。)
このように、企業によって適切な母集団形成の仕方は異なります。
最後に
知名度がそこまで高くない企業が、いきなり翌日から知られるようになることはほぼありません。
人に知られるようになるのも、人が集まるようになるのも、とても時間がかかります。
もっと言うと、人に知られるようになっても、集まってくれないと母集団を作ることはできません。
流れてしまってはもったいないです。企業が持つ「なにか」で引き止めて、集めなければいけません。
母集団形成の話からブランディングの話になってしまいますが、人を引き止める「なにか」が必要になります。
「在宅100%」、「資格受験料全額負担(お祝い金あり)」、「教育・研修制度充実」など、1つでも強みや特徴やポイントを、時間がかかってでも準備した方がよいかもしれません。
少し強引でしたが、福利厚生として教育や研修の導入をお考えでしたら、ぜひお問合せ下さい。