皆さんの会社は、面接官の育成トレーニングをしていますか?
企業規模等によって、異なるかと思いますがトレーニングを受けずに突然面接官になってしまったというケースも少なくないように思います。
現在は、売り手市場が続いています。
- 採用できたけど、内定辞退が多い
- 優秀な学生を確保できない
- 目標の採用人数まで届かない
など、色々な課題があります。
そこで一番重要なのが面接官です。
面接官は企業の顔であり、応募者が適性人材かどうか見極めるために非常に重要な役割を担っています。面接官のスキルアップをすることにより、内定辞退や入社後のミスマッチの防止にもつながります。
今回は、面接官に必要なスキルやどう育成していくべきか、ご紹介できればと思います。
面接官に必要なスキルですが、沢山ある中でいくつか挙げていきます。
マナー
基本的な言葉遣いや身だしなみをしっかりしましょう。
場合により、本質を見抜くために砕けた話し方で緊張をほぐしてあげることも必要かと思います。
人間の印象は1秒もかからずに決まります。会社の顔として意識しましょう。
コミュニケーション
面接官によって、コミュニケーションスキルは非常に大切です。
コミュニケーションスキルと言っても幅広く意味があるかと思います。
例えば、傾聴力や質問力や表現力などが必要になります。
質問力
コミュニケーションスキルの中で応募者の回答を導き出すスキルです。
時間を効率的に使うことを意識し、優しめの質問、核心に迫る質問などを使い分けられるよう時間配分を考えます。
そして、バランスよく情報収集し、どこを掘り下げるのか考えます。
雇用したい人の性格にあわせて、質問を考えましょう。
育成方法については、企業での考え方など異なりますので、研修を必ず受ける必要はないかと思います。
但し、自分の面接方法が正しいのかなどについては、社内で意見交換などを行い、日々トレーニングを行う必要性があるといえます。
他の面接官の同席を行ったり、本を読んだりする等して知見を広めることもおすすめです。
応募者の視点に立つことを考えれば対策をしやすいと思います。
まずは社内で面接官トレーニングをしてみて、それでも色々な手法などが知りたいとなった場合には、研修などを活用してみると良いでしょう。