こんにちは、「ねぎま」と申します。
今回は、トレンドの用語のご案内になります。
ビジネスにおけるトレンドの用語は様々なものが出てきて、定着する物もあれば、一過性の物もあるかと思います。
比較的、IT寄りの大きいトレンドですと、
「インターネット」、「クラウド」、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」、
- インターネット 「離れていても、繋がるようになった」
- クラウド 「インターネット上で、色々できるようになった」
- DX 「様々なものが、デジタル化できるようになった」
上記の様な時系列かと思います。
付随する細かいトレンドは、当然いっぱいあり、最近ですと「NFT」、「メタバース」などが良く話題になりますね。
さて、ビジネス全般で考えた際に、最近のトレンドといえば、「SDGs」が真っ先に挙がってくるかと思います。「持続可能な目標」。一昔前とは、世の中の雰囲気が変わってきましたね。少し先鋭的な方ですと、先程の「NFT」に絡めて、「DAO(分散型自立組織)」などを挙げる方もいらっしゃるかも知れません。
そろそろ、本題ですが、本日のテーマは、「Purpose(パーパス)」になります
「Purpose(パーパス)」とは、直訳すると「目的」「意図」などをあらわす言葉になります。
ビジネスにおけるパーパスとは、「何を意図した、何を目的とした企業なのか?」、
言い換えますと「企業の存在意義」をあらわす言葉になります。
また存在意義の部分に、「社会とのつながり」という要素も含まれており、先述の「SDGs」などとも関連性が高いです。
少し整理しますと、似たような言葉に、「ビジョン」「ミッション」「バリュー」などがありますが、根底にある、自分たちの存在意義(思い)を、世の中に活かすために、
- ビジョン (展望) 「どうあるべきか」
- ミッション(任務) 「そのために何をするか」
- バリュー (価値) 「どのような特色をだすのか」
という風に考えると良さそうです。
では、なぜ最近、良く使われるようになってきたか、になります。
キーワードとしては、大きく2つ挙げられるかと思います。
SDGsなどを含めた価値観の変化
- 消費社会から持続可能社会へ(企業の価値観)
- ミレニアル世代やZ世代の思考の変化(個人の価値観)
「ただ、利益が上がれば良い、ではなく、何のために存在、行っているのか」
VUCAの時代
- 企業が変化に対応するために
- 従業員が変化についていけるために
「そもそもの「存在意義」が明確であれば変化に対応ができる」
上記が大きな要因だと考えられます。
「パーパス経営」という言葉を使いますと、途端に難しい事をやらねばならない印象かも知れませんが、「我が社の存在意義とは何だろう?」「我々の目的は何だろう?」と考える機会を持つことは、非常に大切なことかと思います。
特に若い世代(ミレニアル世代やZ世代)の、定着に悩んでいる企業様は、良い検討の機会かも知れません。
実際のところ、弊社もしっかりとした「パーパス」というものが現状無く、小職が考えるとしましたら・・、
- 世の中のあらゆる方々に、出来るだけ平等に学習の機会を提供する
- 人が豊かに暮らすことが出来るように、能力開発の機会を提供する
- 人の変化のタイミングに寄り添い、ともに成長を図る
などでしょうか。
中々難しく、簡単には、まとまらないものですね。
本日は、「Purpose(パーパス)とは」というテーマをお届けしました。
少し硬いテーマでしたが、次回をご覧頂けるとうれしいです。
ありがとうございます。「ねぎま」がお届けしました。