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「組織開発」について

町民

皆様、元気にお過ごしでしょうか??
町民でございます。

今回のテーマは「組織開発」です。

だいぶ大きなテーマかとは思いますが、
人事部的に組織開発といえば、パフォーマンスの向上を目指し、
組織に何かの変化を起こさせるという事になります。

とても抽象的な表現になっている為、
どのように行なうか非常に悩まれている方も多いと思います。
また数々の担当者を悩ませる原因として、
組織開発と人材開発の区別がつきにくいことも挙げられます。

組織開発とは

会社などの組織が、その中で動いている当事者の手によって組織をより良くしていく、
またはそのための支援を行うこと。

人材開発とは

組織で活躍する人材(従業員)のパフォーマンスをより向上させること。

という事で、大きな違いは

人材開発では、対象を従業員などの「人」においており、それに対して組織開発では「人」そのものではなく、人と人の間に生まれる「関係性」や「相互作用」等が対象になります。

では具体的にどのように組織開発を行なっているのか、

行うべきなのかをご紹介してまいります。代表的なステップは以下です。

  1. 目的の決定
  2. 目的と現状の差の把握
  3. 課題の設定
  4. 試験的に実行
  5. 効果の検証・フィードバック
  6. 成功事例を全社的に実施

ここで重要なのは、まずは目的を定めるところにあります。
これはもはや組織開発だけに必要なことではありませんが、自社の課題をどうしたいか、
どのような組織にしたいのか、ここを定めなければ前に進みません。

次にしっかりと課題を把握できているかですね。
実施に組織開発を企画するチームスタッフもある程度は課題を認識しているかもしれませんが、その物差しだけだと若手従業員の視点が抜け落ち、乖離したものになってしまうかもしれません。

やはり精度を高めるには、多少不安な部分もあるかと思いますが、
無記名の従業員意識調査なども有効だと思います。

そうして表面化した課題に対してアプローチするわけですが、
しっかりと効果測定し、成功したパターンがあればそれを他の組織に共有する等、
全社的に活用しましょう。

よく聞く、悩みとして他の部署と関係が良くない、、というのがありますが、
組織開発をきっかけとして深化を図るのもよいアプローチとの声もありますので、
積極的にコミュニケーションをとると良いかと思います。

という事で今回は【組織開発】に関してお伝えさせていただきました。

ご一読、ありがとうございます。

それでは、またお会いしましょう!