皆様、元気にお過ごしでしょうか??
町民でございます。
早速ですが、「一を聞いて十を知る」という言葉ありますよね。
・物事の一部を聞いただけで全部を理解できる。
という例えですが、仕事でもこの言葉を使っている方もいるのではないでしょうか??
それに実際にいますよね、「一を聞いて十を知る」を体現できている人。
そのような人のことを、頭が良い人、頭の回転が速い人という表現を我々はするわけですが、叶うのであればそれを身に着けたいとも多くの人が感じていると思います。
本日は「一を聞いて十を知る」の謎に迫っていこうと思います。
掘り下げるにあたって重要なのは、
【アナロジー思考】という考え方です。
アナロジー思考とは、すでに知っている分野の構造を借りてきて、まだ知らない分野の構造にあてはめる推論の方法です。
アナロジーという言葉自体は、「類推」という意味で、「類似しているものから推し量る」ということになります。
これだけでもピンとくる人いると思いますが、その分野に身を置いていないはずなのに、
少し話を聞いたら、「あー、それってこういうことですよね」とすぐに理解する人がこの仕組みを使っているということですね。
構造を当てはめるという部分について、類推力、抽象化能力を測定するために一般的に使用されている、
レーブン漸進的マトリックスというものを使用して少し解説していこうと思います。
一度は目にしたことありそうな画像ですが、?には何が入るかをイメージしていただければと思います。
行を①、②、③ 列をA、B、Cとしたときに、
A+BでCを導きだせるということになります。
よって③行目は2番が正解ですね。
①または②行目で構造を理解し、それを③行目に当てはめるわけです。
今回はテスト問題で説明をさせていただきましたが、会話の中でも、別な様に見えて同じことを言っているというのはよくありますよね。
普遍的な要素をいち早く感じ取り、構造を移植して会話をスムーズに成立させる
自分もそれを意識し、脳をブラッシュアップしていきたいものです。
ご一読、ありがとうございました!