皆さんこんにちは。お松です。すっかり涼しくなって過ごしやすい気温になりましたね。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋…etc
今年はどんな秋を堪能しますか?
毎年、スポーツの秋にしたいと!と思っているのですが、気が付いたら食欲の秋になっています…
栗やサツマイモ、秋刀魚などついつい手を伸ばしてしまいますし、日本酒のひやおろしなんかも、かかせない秋の名物ですよね…!
まだまだ気軽に旅行や行楽は難しい世の中なので、今できる範囲で思いっきり秋を楽しみたいと思います。
さて、今回は採用方法の1つである、【リファラル採用】についてお話ししたいと思います。
リファラル採用とは
皆さんリファラル採用ってどういった採用方法かご存知でしょうか?
リファラル(referral)は、「推薦」や「紹介」という意味があり、社員に人材を紹介してもらい実施する採用方法のことです。
候補者は誰でもいいというものではなく、応募者の資質や条件にあった人が対象です。
リファラル採用の最大のメリットは、ミスマッチングの可能性が低くなるということです。
既に働いている社員からの紹介になるので、採用決定する確率が高いです。
候補者も既存社員から、その会社の詳しい業務内容や、社風、また魅力などを聞いているため、理想と現実のギャップは少ないでしょう。また、入社した時から既に仲間がいるという安心感もあるため、相談などもしやすい環境であるのではないでしょうか。
そのため、ミスマッチングが起こりづらく、入社後の退職を防止できる可能性が高くなります。
また、社員の交友関係から人材を探すので、転職エージェントや、求人サイトを介さずに人材を募集でき、大幅なコスト削減にもなります。
積極的に紹介をしてもらうために報酬制度を設けている企業もあるようです。
※その場合、規則で支払い方法や金額などを制度化しなければなりません
リファラル採用を実施する際のデメリットもあります。
1.採用までに時間がかかる
紹介を受けた人の中には、現職で活躍している場合も少なくありません。その場合、内定を出してから入社になるまで、時間を要することも少なくありません。
2.不採用時の人間関係に関して
紹介した友人・知人が不採用になった場合、紹介者との人間関係に影響が出てしまう可能性を懸念して紹介をためらう社員もいるでしょう。
そういった懸念を払拭するために、リファラル採用とはどういったモノなのか社員がしっかりと理解し、不採用の可能性もあることを友人に伝えるなど、フローを確立させる必要もあるでしょう。
3.社員の正しい認知が必要
企業がどういった人材が欲しいのか、社員が正確に把握していないとミスマッチが起こってしまいます。間違った認知は候補者と採用担当者、双方に余計な手間をかけてしまう可能性があります。そういった間違いが起きないように、リファラル採用を実施する際には、社員全体に企業が今どういった人材が欲しいかなどの情報をしっかり伝えていく事が大切です。
ちなみに、「縁故採用となにが違うのだろう・・・?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、似ているようで全く異なります。
- リファラル採用:応募者の資質や適性がある、社員からの紹介
- 縁故採用:候補者の資質やスキルは関係なく、社長や経営幹部の肉親、またはそのつながりによる採用方法
候補者のコネクションが主に重視される縁故採用と、人材を紹介するという点ではリファラル採用も同じではありますが、採用基準に満たしていない場合は不採用となります。
まとめ
リファラル採用は、効率的に企業が求めている人材を低コストで採用することができます。しかし、社員の正確な認知やしっかりとしたフローがなければミスマッチが起こってしまいます。双方に良いマッチングができるように、リファラル採用とはどういったモノなのかしっかり理解し、上手くこの採用方法を使っていきたいですね。
最近ではリファラル採用専門のアプリなどもあるようで、今後この採用の需要はどんどん広がっていくのではないでしょうか。