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エンゲージメント

ねぎま

こんにちは、「ねぎま」と申します。

気が付けば夏が過ぎ去り、肌寒い秋の季節を感じますね。
しかし、いつになったらコロナは収束するのでしょうか・・?
それとも日常的に、傍にある物として、共存という考え方が必要なのかも知れないですね。

コロナ禍において、どこの企業様もテレワークの推進で苦労してらっしゃると思います。
「テレワーク疲れ」などが話題になっておりますが、だいぶ課題が浮き彫りになってきているかと思います。

さて、今回のテーマは、コロナ禍のテレワークという働き方において、少なからず関わりがある、「エンゲージメント」について、になります。

一言で「エンゲージメント」と申し上げても、様々な考え方があるようです。
ちなみに、「エンゲージメントリング」は「婚約指輪」ですよね(笑)

①「ワーク」エンゲージメント

ワーク・エンゲージメント(Work engagement)とは、仕事に対してのポジティブで充実した心理状態のこと。

働くことへのモチベーションには、認知的、感情的、身体的関与の3要素が存在している。

シャウフェリらは「ワーク・エンゲージメントは、仕事に関連するポジティブで充実した心理状態であり、活力、熱意、没頭によって特徴づけられる。

そのエンゲージメントは、特定の対象、出来事、個人、行動などに向けられた一時的な状態ではなく、仕事に向けられた持続的かつ全般的な感情と認知である」と定義している。

引用_Wikipedia「ワーク・エンゲージメント」

 

言葉にすると、少し分かりづらいかも知れないですね。
よく、働く事に対する、個々の置かれた心理状態を比較して、

  • 活動量(大):仕事に対しての肯定度(高)=「ワーク・エンゲージメント」
  • 活動量(大):仕事に対しての肯定度(低)=「ワーカホリズム」
  • 活動量(小):仕事に対しての肯定度(高)=「リラックス」
  • 活動量(小):仕事に対しての肯定度(低)=「バーンアウト」

 

上記が図で紹介されることが多いかと思います。
仕事をしている「個の心理状態」を表す、考え方というところでしょうか。

②「顧客」エンゲージメント

企業と顧客との信頼関係や親密度を示す言葉です。

企業に対して、好意的な印象を持っている「エンゲージメントが高い」場合に、企業側にメリットのある、様々な「行動」を取ってもらえる状態になります。

営業/販売の方など、顧客とのフロントに立つ方は非常に意識されている言葉かと思います。

厳密には言葉の意味が異なるとは思いますが、
小職「ねぎま」は、営業を担当しておりますので、顧客をいかにして「ファン化」させるかという事は、常々考えております・・。

また、商品企画やブランディング、マーケティングの分野でも、最近特に関心が高いキーワードです。

③「従業員」エンゲージメント

企業と従業員との信頼関係や親密度を示す言葉です。

「エンゲージメントが高い」場合に、モチベーションの向上、生産性の向上、定着率の向上などの、好影響が発揮されます。
当然、どこの企業も、従業員とのエンゲージメントを高めたいと検討していると思います。

一般的に、高める要素として、

  1. 働きやすさ
  2. やりがい
  3. 会社との共感認識

上記が挙げられます。

具体的に様々な施策を取ってらっしゃる企業が多いかと思います。

  • 福利厚生の充実
  • 企業理念の定期的な浸透や動機付け
  • ワークライフバランスの整備
  • 公正な人事評価
  • 社内のコミュニケーションを円滑化する環境づくり
  • 「研修」の活用

等々

弊社は研修会社なので、ご相談頂くことも多くあります。

但し、「研修はあくまで目的を達成するための手段の1つ」であり、企業が求める成果や変化に対するアプローチの中で、他の施策と併行する必要があると思ってます。

さて、非常に前置きが長くなったのですが、
今回のテーマ、 「エンゲージメント」(見える/見えない?)、 になります。

 

  • 従業員の現在の状況(自社に対するエンゲージメント等)
  • 研修実施のビフォーアフター

少しでも、参考として見える物が欲しくないですか??

小職は、残念なくらい散文/効率的な営業思考なので、どうしても何かしら見える指標が欲しくなったりしてしまいます・・。

どうやって、PDCA回せば良いんだよ?となりがちです。(汗)

 

【EQ】アセスメント「TVS(チームバイタルサイン)」

==説明文==

「個人の感情が思考や行動に影響を与えます。
個人の集合体が組織であるならば、個人に湧く感情はおのずとチームや組織のパフォーマンスにも影響します。EQ組織診断は9つの要因からチームのパフォーマンス向上要因と障害要因を解き明かします。このレポート結果をヒントに、成果を生む組織づくりを目指すことができます。」

EQをベースにした組織診断で、TVSというものがあります。

物は試し・・、あるいは、自分で実際に見てみないと納得出来ない人間でして、実際に弊社の営業部で実施してみたことがあります。

画像は抜粋サンプルになりますが、営業部メンバーの、エンゲージメントの度合いは、良くも悪くも、納得させられてしまいました。「割と見えてしまった」と。

後日談としましては、弊社営業部においては、その後、「1on1ミーティング」を、毎月実施する運びとなりました。。(課題が見えた以上は、対応策を打たざるを得ないですよね)

如何でしたしょうか。
後半は小職「ねぎま」の経験談というか、自虐になってしまった印象ですが。

2年近くになるコロナ禍です。従業員のメンタルは、管理者の知らぬ間に疲弊している、という事などは良くある話です。

小職もテレワークが苦手で、ついつい出社してしまう傾向があります。

今回の主題である「エンゲージメント」に限った話ではないですが、一度組織の状態の、メンテナンスを行うタイミングが来ているのではないのかな、と思います。

管理者としては、あるいは「きつい」結果が出るかも知れませんが、「見える化」して、考えうる対策を実行する。

従業員との「エンゲージメント」を健全に保つために必要なことかと思います。

そんな事よりも、早く社員同士で飲みに行けるようになる事が、「エンゲージメント」の強化になるかもね!?

などど、不謹慎な事を、時より考えなくも無い、「ねぎま」がお届けました。