1. 企業研修・法人研修トップ
  2. ブログ一覧
  3. 経験者採用にこだわってしまっていませんか?

経験者採用にこだわってしまっていませんか?

さくさくぱんだ

みなさま、こんにちは。さくさくぱんだと申します。

コロナが流行り始めてから、もう1年以上が経ちましたね。

個人的には、季節を問わずマスクを着用していること以外は、すっかりコロナ前の日常に戻りつつある印象です。特に、通勤電車の満員率はもう元通りになっているように感じます。

ではこのコロナ禍で、就職・転職市場はどうなっているでしょうか。

買い手市場?売り手市場?

厚生労働省の下記データによると、コロナ流行前に比べて、有効求人倍率はまだ大きくは回復していないようです。求人数が求職者数を上回っているものの、コロナ流行前の2018~2019年頃と比較すると、若干の差のように感じます。

※グラフ引用元:厚生労働省ホームページ求人、「求職及び求人倍率の推移」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19412.html

有効求人倍率だけで判断すると売り手市場と言えますが、コロナ禍で先行きが不透明であるため、即戦力となる経験者採用のニーズ増加の傾向にあるようです。そのため職歴の浅い就職・転職希望の方は、まだまだ買い手市場だと感じているのではないでしょうか。

即戦力となる経験者の取り合い

前述の通り、現状はコロナ禍のため、即戦力となる経験者採用を行っている企業は多いかと思います。このブログを見てくださっているあなたも、もしかすると同じご状況でしょうか。

しかし現在、就・転職市場にあふれているのは、コロナ禍であおりを受けた宿泊業・飲食業・接客業といった「サービス業」に勤めていらっしゃった方がほとんどです。ホスピタリティが強く求められる業務では即戦力となりますが、異業種・異職種となると未経験者扱いになってしまいますよね。

経験者枠で求人を打ち出すと、チャレンジ精神のある方は別として、未経験の方は応募をためらってしまいます。「応募しても書類選考で落とされそう」「何の連絡ももらえなさそう」「少しでも確度の高い求人に応募しよう」といった意識が働くからです。

そのため、経験者のみ採用することは、求人への応募が少ない一因になると私は考えます。

未経験を育てる、という選択肢

経験者の方はどの企業でもニーズが高く、今や取り合いとなっているように感じます。実際に私の担当顧客からも、「経験者を採用したいけど、求人を出しても応募が来ない」「応募が来ても、内定辞退となってしまう」といったお話をよく聞きます。

現状では、いくら経験者向けに求人を打ち出しても、よっぽど魅力的な待遇・仕事内容でなければ採用は難しいのではないでしょうか。

では、どうするべきか。その答えは「未経験者を採用する」以外にありません。

そして、未経験者を採用するとなった場合に必要となるのは、教育体制です。

OJT?OFF-JT?

未経験者を教育するには、大きく2つの教育方法があります。
それは、「OJT」と「OFF-JT」です。

一般的には、それぞれ下記の通り定義されています。

OJT(On the Job Training)

⇒職場の上司・先輩が、実務を通じて指導し、知識・技術等を習得させる教育方法

OFF-JT(Off the Job Training)

⇒職場を離れて、外部の研修会社等で知識・技術等を習得させる教育方法

 

OJTとOFF-JTのどちらも、それぞれメリットやデメリットはありますが、昨今ではOFF-JTのニーズが高まっているようです。
理由としては、「社内の教育担当を捻出できない」「担当者ごとに教育方法に違いが生じてしまい、品質を担保できない」といったことが挙げられます。
未経験で求人への応募を検討される方も、品質の担保された教育が用意されている企業に魅力を感じるのではないでしょうか。
OJTにせよOFF-JTにせよ、しっかりと教育体制を整えておく必要がありそうです。

まとめ

今回のブログのまとめは、以下の通りです。

✓現在は、どちらかと言えば買い手市場

✓コロナ禍で先行きが不透明であるため、経験者の取り合いになっている

✓求人への応募を増やしたいのであれば、未経験者採用も視野に入れる必要有り

✓未経験者の教育方法として、品質の担保されたOFF-JT教育のニーズが高まっている

それでは最後に、OFF-JT教育の選択肢の1つとして、弊社が運営するKENスクールのご紹介をさせていただきます!

 

KENスクールは、IT未経験者の方でも安心してご通学いただけるITスクールです。

✓通年で講義対応を行っていて、初学者の方にも教え慣れている講師陣が多く在籍

✓通学型の個別指導形式*で、各々のスキルに合わせて受講可能

※何かしらITのご経験のある方や、ITではなくビジネス系の研修をご検討されている方でも、まずはお話をお伺いできればと思います。

 

ご興味のある方はぜひ、KENスクール法人サイトの問合せフォーム等からお気軽にご連絡ください。
⇨お問い合わせはこちら