今回は研修の効果について、書いていこうと思います。
お客様先に訪問すると、時折
「研修をやった効果があまりわからない」
「研修をやったけど、いまいち効果が出ていない気がする」
などの声を聞きます。
今回は効果のある研修をするために、必要なポイントをご紹介できればと思います。
ご紹介をする前に効果の無い研修とはどのようなものでしょうか?
効果の無い研修は、研修の目的が定まっておらず、研修を実施し終了、やりっぱなしになり効果がでていないケースが多く見受けられます。
研修を実施した後には、必ずOJT(現場での研修・指導)を実施します。
効果のある研修にするためには、まず現場の意見をくみとり、OJTと連携をし、研修の目的を明確化することが重要です。
※OJT: 職場で実務をさせることで行う従業員の職業教育
そのためには、まず下記の内容を実施しましょう。
- 研修内容の振り返り
- スタートとゴールの確認
- 現場や人事・経営層にヒアリング
研修内容の振り返り
今行っている研修でどんな内容を行い、どのような内容に問題を抱えているのか、洗い出しをしてみましょう。
研修終了後に受講者にアンケートを取ってみると受講者の意見もくみとりやすいです。
スタートとゴールの確認
研修においてのスタートとゴールを再度確認しましょう。
「研修で何を優先的に実施するか」を決めることにより、目的にあった研修をすることが可能になります。
現場や人事・経営層にヒアリング
現場や人事・経営層にヒアリングすることで、研修の目的の部分でのずれがなくなります。
是非参考にして頂き、目的に合った効果のある研修にしていただければと思います。
また、研修の効果という部分でいうと、ビジネス研修の効果があまり感じられないというような意見もよく聞きます。
技術研修とは違い、テストで人間力を図ることは難しいので効果を感じにくいというのも少し分かるような気がします。
効果や実施した成果などを重視したい方にはアセスメントを実施した研修をお勧めしています。
研修前にアセスメントを実施することにより自分の傾向が分かり、自身の傾向を認識すること、他者との違いや多様性が存在することを理解することができます。
レポートとして、見える化を図り
担当者として今後も活用できるツールになります。
弊社では、色々なアセスメントを含めた研修が可能です。
ご興味がある方はお気軽にご連絡ください。
※アセスメント+研修:
https://education.kenschool.jp/training/assessment/
まとめ
効果のある研修を実施するには、まずOJTと連携したことを想定し、目的を明確にすることが重要です。
研修の効果がでるのは、受講者が現場に戻ってからが重要になります。
研修で得たものがあっても、やりっぱなしにしてしまうと効果がなくなります。
会社として、フォローアップ研修などを実施することが大切です。