導入前の課題スキルが異なる新卒社員にそれぞれに合った技術研修を実施したい

当社でも入社当初に行う「マナー研修」、入社半年後に行う「フィードバック研修」、入社2、3年目の社員向けに行う「若手向け研修」など、配属先に関係なく共通する内容の研修については社内で実施していました。

しかし、新卒社員向けの技術研修では、新卒社員のバックボーンが高卒、文系大学卒、情報系の専門学校卒など様々で、入社時の社員のスキルが一定でない。また、配属先によって必要な知識が異なりその構成も毎年変化するという背景があり、社員によって受講をさせたい科目やレベルに合わせて個別のカリキュラムを組んで教育をする程、リソースが十分ではなく、内部で実施するのは厳しい状況でした。

KENスクールを選んだ理由カリキュラムの種類の豊富さと目的に応じて受講形式を選択できる

受講者のレベルに合わせた教育を実施したいという点が導入前の一番の課題に対して、KENスクールの研修は「カリキュラムの種類が豊富」「カスタマイズを行える」という点でKENスクールの研修を導入しました。

また、「希望に沿った受講形式選択して研修を行うことができる」点もKENスクールの研修を選んだ理由の一つです。

新卒社員向け研修では、社員に共通で学ばせたいカリキュラムについては集合形式での受講、技術面の細かい面については、レベルや受講させたい内容が異なるので、個別形式の研修を実施することで、より効率的に社員のスキルアップにつながると考えていました。

研修実施後の効果オープン研修と個別指導研修の使い分けでより効率的なスキルアップを実現

オープン研修では、技術職に配属予定の新卒社員が技術的な基礎スキルが身に付くのはもちろんですが、人事や営業に配属予定の社員もIT研修に参加することにより、言葉（IT用語）が理解できるようになり、自信につながったようです。他社の新卒も含めたオープン研修では、研修を受けた社員に研修終了後にヒアリングをしたところ、当初想定していなかったのですが、一緒に受講した新入社員との交流も良い刺激になったと感じています。

個別指導の研修では、レベルに応じて技術的な基礎知識から、実機を触る実践的な学習まで社員のレベルに応じて研修を進められるので、理解がしやすく各配属先に必要な基礎知識を身につけることができました。理解が進んでいない社員を対象に個別対応を丁寧に実施していただけたので、学習の遅れを最小限にとどめることができました。

今後の人材育成の方針についてお聞かせください社員の成長が会社の成長へ

変化の激しい現代においては会社からの押し付け教育だけでは置いて行かれます。

社員一人ひとりが自発的な学習を継続して行うことで、社会の変化に気付き、技術の進歩に遅れることなく個人が成長し、それに伴って会社も成長していけると考えています。

今後は個人が自律的な学習を進めていく支援の一つとして研修を上手く活用し、会社の成長につなげていきたいと思います。